システムのテスト
<単体テスト>
ソフトウェア詳細設計時に分割したモジュール毎に正しく動作するかをテストすること
モジュールの内部構造に注目して、1つ1つの処理が正しく動作しているかをテストする。
https://wa3.i-3-i.info/word13078.html
ホワイトボックステストにおけるテストケースの設計方法は以下の4つがある。
・命令網羅
全命令を最低1回は実行する。
・判定条件網羅(分離網羅)
分岐の判定において、真と偽の分岐を少なくとも1回は実行
・条件網羅
分岐の判定文が複数ある場合に、それぞれの条件が真と偽の場合を組み合わせ
・複数条件網羅
判定文の条件が取りうるすべてのパターンを網羅
テストカバレージ分析
コード内のどれだけの割合の部分を実行できたかを評価するために行う分析
モジュールの機能仕様やインターフェースの仕様に基づいて、入力データに対して正しく出力されるかだけをテストする。
https://wa3.i-3-i.info/word13077.html
<結合テスト>
単体テストが終わった複数のモジュールを組み合わせ、正しく動作するかをテストすること。
●ボトムアップテスト
下位のモジュールから上位のモジュールへ順にテストする方法。
上位には、ドライバと呼ばれるダミーモジュールを使用する。
https://wa3.i-3-i.info/word14934.html
ダミーモジュール
中身が何もなく処理を行わないため、他に影響を及ぼさないモジュール。
●トップダウンテスト
上位のモジュールから下位のモジュールへ順にテストする方法。
下位には、スタブと呼ばれるダミーモジュールを用意する。
https://wa3.i-3-i.info/word14933.html
<システムテスト>
結合テストが完了したら、システム全体をテストするシステムテストを行い、要求された仕様の通りにシステムが動作するかをチェックする。
ストレステスト
システムに通常以上の負荷をかけて、要求されている処理能力の限界状態における動作が正常かを確認する為に行うテスト。
<運用テスト>
利用者に提供する視点で、運用環境と同じ条件で動作確認を行う。システムが要件定義の要求を満たしていることを確認する。
リグレッションテスト
プログラムにバグが見つかり修正を行った場合に、その修正が他の部分に影響を及ぼしていないか確かめるテスト
https://wa3.i-3-i.info/word12331.html
静的テストツール
ソースコードを解析して、プログラムの誤りを検出するツール
アサーションチェック
プログラム実行中の特定の時点で成立する変数間の関係や条件を記述した論理式を埋め込んで、そのプログラムの正当性を検証する手法
信頼度成長曲線(ゴンベルツ曲線)
テスト項目の消化件数と検出されたバグの件数を表したグラフ