システムの信頼性設計
<障害対策の基準>
フォールトアボイダンス
障害そのものを回避するために事前に対策を行う方法
https://wa3.i-3-i.info/word14814.html
障害が起こっても継続してシステムを稼働できるようにする方法。
障害が発生した場合に、予備機に切り替えたり、機能を低下させることで、完全にシステムが停止しないように設計する。
https://wa3.i-3-i.info/word14813.html
●フェールセーフ
故障が発生した時に被害を最小限に留められるように、安全性を重視した対策を行うこと
https://wa3.i-3-i.info/word14812.html
故障が発生した時に、故障した部分を切り離すなどして、正常な部分だけで稼働を続けられるような対策を行うこと
https://wa3.i-3-i.info/word14811.html
ユーザが誤った操作を行っても、危険に晒されたり、システムが誤作動して故障したりすることのないように対策を行うこと
<RAID>
複数のハードディスクを組み合わせて1台のハードディスクとして使用すること。磁気ディスクのフォールトトレラントを考慮した仕組み。
https://wa3.i-3-i.info/word11444.html
●RAIDD(ストライピング)
複数のディスクにデータを分散して書き込む方式。1台でもディスクが故障すると読み書きができなくなるため信頼性は向上しないが、処理を高速化できる。
https://wa3.i-3-i.info/word11445.html
●RAID1
同じデータを複数台のディスクにコピーして書き込む方式。
読み書きを制御するRAIDのコントローラを共有する方式をミラーリング、RAIDのコントローラも複数使用する方式をデュプレキシングという。信頼性は向上するが、多重化した分、余分にディスクが必要になる。
https://wa3.i-3-i.info/word11446.html
●RAID5
ブロック単位に分割したデータ領域に「パリティ」と呼ばれるエラーを検出するための符号を持たせ、データとパリティを別々のディスクに分散して書き込む方式。ディスクが1台故障しても復旧することが可能。
パリティの合計容量がディスク1台分となるため、実際のデータを書き込める容量はディスク台数ー1台分となる。パリティディスクを分散しているため、RAID4などと比べて高速になる。
https://wa3.i-3-i.info/word11454.html
https://wa3.i-3-i.info/word16599.html