基本情報技術者試験まとめ

基本情報技術者試験に出題される内容をまとめました。

業務のモデル化

業務のモデル化

 システム開発を始めるにあたり、システム化しようとしている業務の流れ(ビジネスプロセス)や、取り扱う情報(データクラス)の関係を図解する作業のこと。

 

DFD (Data Flow Diagram:データフロー図)

 データの流れに着目して、対象業務を分析する時に使う図解手法。

 データの流れ(データフロー)とデータを処理するプロセスを図にすることで、業務内容を確認しやすいというメリットがある。

 ただし、処理のタイミングなど時間的な表現はできない。

 

E・R図 (Entity Relationship Diagram)

 データの構造を実体(エンティティ)と実体同士の関係(リレーションシップ)の2つの概念で表現したもので、データ間の関連分析に用いられる。

 

状態遷移図

 時間の経過や制御信号などの状態を変化させるきっかけと、変化に伴って実行する動作を記述する時に使う。

 リアルタイム性のあるシステムの分析や設計に便利。業務の変化や画面遷移などを表すのに用いられる。