リスト構造
リスト構造(線形リスト、凍結リスト)
データの格納場所が書かれたポインタを使って、離れた場所にあるデータ同士を繋いで順番に並べたデータ構造。
<リスト構造の種類>
●単方向連結リスト
データの後ろにポインタを1つだけ持つリスト構造。ポインタは次のデータの場所を指し示すので、データを辿る方法は1方向になる。最後尾にあるポインタには、次の場所は無いということを示す値(nullまたは0)を指定する。
●双方向連結リスト
前後のデータへのポインタを持つリスト構造。それぞれのポインタは、前のデータと後ろのデータの場所を指し示すので、データをたどる方法は前後両方向になる。1番前および1番後ろにあるポインタは、次の場所はないということを示す値を指定する。
<データの追加や削除>
リスト構造では、データ間をポインタで繋げるので、データの追加や削除がポインタの書き換えだけで済み、短時間で処理できる。