基本情報技術者試験まとめ

基本情報技術者試験に出題される内容をまとめました。

リスト構造

リスト構造(線形リスト、凍結リスト)

 データの格納場所が書かれたポインタを使って、離れた場所にあるデータ同士を繋いで順番に並べたデータ構造。

 

<リスト構造の種類>

単方向連結リスト

 データの後ろにポインタを1つだけ持つリスト構造。ポインタは次のデータの場所を指し示すので、データを辿る方法は1方向になる。最後尾にあるポインタには、次の場所は無いということを示す値(nullまたは0)を指定する。

 

双方向連結リスト

 前後のデータへのポインタを持つリスト構造。それぞれのポインタは、前のデータと後ろのデータの場所を指し示すので、データをたどる方法は前後両方向になる。1番前および1番後ろにあるポインタは、次の場所はないということを示す値を指定する。

 

<データの追加や削除>

 リスト構造では、データ間をポインタで繋げるので、データの追加や削除がポインタの書き換えだけで済み、短時間で処理できる。