基本情報技術者試験まとめ

基本情報技術者試験に出題される内容をまとめました。

アルゴリズムとデータ構造

アルゴリズムの実行時間

<実行時間を表すO記法> オーダ どれくらい計算に時間がかかるかを表す O記法 オーダによってアルゴリズムを表す記述方法。 O記法では、データの個数をnとし、それに対する計算量をO(n)で表す。 O(n)は、データの個数が2倍、3倍になると、計算量も2倍、…

再帰アルゴリズム

再帰アルゴリズム 自分自身を呼び出しても正しく実行できる再帰的なアルゴリズムを作る時に使われるアルゴリズム。

整列アルゴリズム

●交換法(バブルソート) 隣同士のデータの大小を比較して、大小の順番が逆であれば交換していくアルゴリズム。 データ比較回数は、n(n-1)/2回 ●選択法 未整列のデータから最小値(最大値)を探して順に並べていくアルゴリズム。まず、先頭から順にデータの…

探索アルゴリズム

●線形探索法 先頭から順番に目的のデータと比較し、一致するデータを探すアルゴリズム。 整列されていない状態で目的のデータを探索するには向いているが、大量のデータを探索するには不向き。 線形探索法では、 n個のデータの中から目的のデータを見つける…

木構造

木構造 データ同士に階層的な親子関係や主従関係を持たせたデータ構造 ●節:木構造の各データ ●根:1番上の部分 ●葉:1番下の部分 木構造ではデータは親子関係になっており、枝で結ばれた上の節を親、下の節を子と呼ぶ。 親の左の子についている枝、節、葉を…

リスト構造

リスト構造(線形リスト、凍結リスト) データの格納場所が書かれたポインタを使って、離れた場所にあるデータ同士を繋いで順番に並べたデータ構造。 <リスト構造の種類> ●単方向連結リスト データの後ろにポインタを1つだけ持つリスト構造。ポインタは次…

キューとスタック

キュー/スタック 一時的に保持しておいたデータを格納したり、取り出す時の手順が決まっているデータ構造 キュー 1次元配列で1列に格納されたデータを、入れた順番に取り出すデータ構造。 ●エンキュー:データを入れる事 ●デキュー:データを取り出す事 ス…

アルゴリズム・配列

トレース アルゴリズムが正しく書かれているかをチェックするには、変数の値が処理の過程でどのように変化していくかを確認する。変数の値の変化を追ってチェックしていくことをトレースという。 疑似言語 流れ図のような図形は使わずに、主に文章や記号など…